good-bye patagonia

ススム

2007年03月20日 00:43

今朝、J-boyはPuerto Monttへ、
REDはPunta Arenasへとバスに乗っていった。
僕も明日にはEl Calafate行きのバスに乗る。

クライミングの3日後にはみんなちりぢりとなる。
目的を達成した後はさらりとしたもんや。
でもこんなドライな感じもまた素敵。

Argentine側のFitz Roy山群で1本、
Chile側のPaine山群で1本、
無事Patagoniaのピークに立てたことがうれしい。

6年前、僕はここPatagoniaで
3ヶ月のむなしい天気待ちの日々を送った。
そんときは、もうこんなとこ来るかっ!と思ったもんやけど、
何年経ってもあの尖峰群は頭から離れんかった。

そして6年後、僕は良いパートナーたちに恵まれ、
6年間のわだかまりは溶けた。
J-Boy, REDは山岳部の同期で、僕の4年下になる。
TAKUROにいたっては7年も下だ。

したがって彼らと現役時代に山行を共にしたことはないし、
OBになってからもほとんどない。
でもいきなりこんなところで一緒に登れるんは、
やっぱり山岳部という同じ巣穴から巣立ったからやろう。

山に対する考え方、センスが同じなのだ。
進め方で意見が違うこともほとんどなかった。
お互いに信頼しあって楽しい山行を送ることができて、
とても幸せやった。

今年のPatagoniaは例年より天気が悪く、
それぞれの山域で1回しかアタックチャンスがなく、
他に登りたいピークもあったけど、
それは今度の楽しみに取っておこう。

とにかく、みんなありがとうぅぅ!!

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